(社)日本食品機械工業会は、来る6月5日から8日までの4日間、東京ビッグサイト東展示ホール全館で、「FOOMA JAPAN2007」を開催する。同展には、614社・2770ブースで、『食とキカイの玉手箱』をキャッチフレーズに、最新の機械、設備、システムなどを出展するが、過去最大規模の開催となる。
穀類調製加工機器の最大手メーカーである(株)サタケ(本社:広島県東広島市・佐竹利子代表)は、『食の未来を考える〜食を見守る電子の目〜』の独自テーマのもと、光学技術(電子の目)を利用した選別機や検査・分析機器を中心に東6ホールに出展、食の安全・安心など食を見守る製品や技術を紹介する。
展示ブースには光選別機、検査・分析機器、食品工業機械、食品製造・家庭用製品、穀物調製加工機械の5つのコーナーを設け、実機展示・実演・パネル展示などを行う。
特に、光選別機コーナーと検査・分析機器コーナーは、同社のテーマでもある「電子の目」に関連する高性能機器をラインナップしたものだ。
光選別機コーナーの「マジックソーター&選別監視システム」(展示・実演)は、複数の光選別機の選別状態を1台のパソコンで監視し、設定値の切替などを遠隔操作できる。また、コストパフォーマンスに優れた光選別機「オプティカルソーター」、業界初の玄米中の胴割粒を選別する「胴割選別機」などが展示される。
検査・分析機器コーナーでは、ご飯の食味値を測定する「炊飯食味計」、米のDNAを抽出し、主要120品種を自動判定する「DNA判定装置」、米粒の外観品質を測定する「穀粒判別器」などの最新機種が紹介される。
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(左)オプティカルソーター・(右)穀粒判別器 |
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