日本微生物防除剤協議会（以下、「微防協」）は、明年２月22日、東京都千代田区の日本教育会館「一ツ橋ホール」で『環境保全型農業シンポジウム』〜微生物防除剤が、日本の「農」と「食」をもっとよくする〜を開催する。
後援は農水省、長野県、高知県、宮崎県、中央農業総合研究センター、全農、日植防など。
国の重要施策である「環境保全型農業」は、作物の生産性を低下させることなく、環境負荷の軽減をめざす持続的農業として、産官学が連携して推進されている。
シンポジウムでは、「環境保全型農業」に対応する技術として注目される微生物防除剤（微生物農薬）を体系的に活用し、農作物の生産を実践している地域の先進事例を紹介する。
また、パネルディスカッションを通じて、「環境保全型農業」に対する取組みの重要性と農産物流通関係者や消費者から見た期待・課題について対話していく。
基調講演を、「環境保全型農業推進施策とこれからの日本農業」のテーマで農水省生産局環境保全型農業対策室の中島潔課長補佐が、また、特別講演を「頑張っている農家の苦労を消費者も理解せよ」の演題で小泉武夫東京農業大学教授が、「環境保全型農業における微生物防除剤の役割と展望」の演題で百町満朗岐阜大学教授が、それぞれ行う。
さらに、先進事例報告を黒木修一（宮崎県農政水産部）、岡林俊宏（高知県農業振興部）、豊嶋悟郎（長野県野菜花き試験場）、田口義広（元岐阜県農林商工部）の４氏が行う。
微防協はアリスタライフサイエンス、出光興産、セントラル硝子、多木化学の４社で構成されている。
〈問い合わせ先〉
微防協 事務局（土井） 電話（03）3829−1466 ＵＲＬ：http://www.biseibutsu.jp/
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