(社)日本施設園芸協会は、もうかる加工・業務用野菜づくりをどう実現するかをテーマに、「加工・業務用対応方策総合検討会」を3月12日に開催する。
この検討会では、輸入野菜に奪われている加工・業務用野菜からシェアを奪還するために必要な産地体制のあり方や加工・業務用需要への取組みに不可欠な契約取引に関する課題と対応方向、また、キャベツ・にんじん等具体的品目を事例として品種・栽培方法等生鮮向けとは異なる新たなシステムによる野菜作りで生鮮向けを上回る収益の加工・業務用野菜作りの可能性について検討し、今後の産地の維持・拡大に不可欠な安定した経営やコストダウンによる収益性拡大に結びつく加工・業務用野菜の取り組みの拡大をめざす。
【概要】
開催日時:平成19年3月12日13時30分〜17時
場所:南青山会館(東京都港区南青山
内容:1)全体討議 テーマ:「産地体制の確立と契約取引の推進のポイント」
中央農業総合研究センター佐藤和憲氏による講演と先進的農協や実需者が
コメンテーターとして参加する意見交換
2)分科会
第1分科会:キャベツにみる加工・業務用向け低コスト生産の実践
第2分科会:にんじん・だいこんで考える根菜類の省力化栽培
第3分科会:レタスを事例とした葉菜類の安定生産技術
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