(社)農業開発研修センター(京都市に本部、藤谷築次会長)は、「第20回自治体農政総合研究会」を、8月6〜8日の3日間、京都JA会館(京都市南区)で開催する。
本研究会は、「農業・農村活性化と自治体農政の役割」を基本テーマとし、地方分権化や市町村の広域合併等、地方自治体を取り巻く新たな環境の下で、農を活かした地域活性化のあり方と自治体農政の役割発揮の方向について、関係者の理解・認識を深めることを狙いとして開催する。報告テーマおよび講師は下記の通り。地方自治体の農政担当者・議会議員はもとより、地方自治体の重要なパートナーであるJAをはじめとする農業団体の役職員にも非常に参考となる中身である。
問い合わせは、同センター(電話 075-681-4297)まで。
なお、詳細については、同センターHP(http://www.joho-kyoto.or.jp/~agridtc)に掲載の開催要領を参照。
【8月6日】
▽報告I :自治体再編下での農村活性化を考える
/岡田知弘教授・京都大学大学院
▽報告II :内発的発展と農業・農村活性化の視点
/守友裕一教授・宇都宮大学
【8月7日】
シンポジウム『農業・農村活性化とコミュニティビジネス』
▽座長:小池恒男氏(滋賀県立大学名誉教授)
▽事例報告(1):観光業と農業の結合によるむらづくり
/岡庭一雄村長・長野県阿智村
▽事例報告(2):「食と農のまちづくり条例」による地域活性化
/安井孝政策研究室長・愛媛県今治市
▽事例報告(3):地域活性化を視野に入れたモクモク型アグリビジネス
/吉田修専務・伊賀の里モクモク手づくりファーム
【8月8日】
▽特別報告I :地域資源を活かしたまちづくり
/中村哲雄町長・岩手県葛巻町
▽特別報告II :新しい時代の到来と自治体農政の課題
/片山善博教授・慶應義塾大学大学院(前鳥取県知事)
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