土づくり推進フォーラム(事務局:日本土壌協会)では講演会(全国土壌改良資材協議会と共催)を8月1日、東京都千代田区の日本教育会館で開催する。今回のテーマは、土づくりを巡る最近の行政や技術の動きとともに、リサイクル、土づくりを通じた地域活性化の現地事例を紹介する。
リサイクル、土づくり現地優良事例では、「長野県阿智村の耕畜連携による有機の里づくりの取組み」について、阿智村営農支援センターの谷川恵一さんが講演する。
資源循環型農業と有機の里づくりを推進するため、「阿智村有機活用農業振興会」(耕畜双方農家500戸)では、行政と連携して安全・安心な農産物の村独自の認証基準を設け農産物の有利販売を目指している。
また、下部組織の「農事組合法人あち有機生産組合」では、畜産農家が協力しあい円滑かつ順調に運営している。堆肥の購入は振興会会員を優先していること、農産物認証取得に阿智村堆肥センターの完熟堆肥利用を条件付けているのが特徴。
〈問い合わせ先〉
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