『施設園芸新技術セミナー・機器資材展in福島』が12月6日〜7日の2日間、須賀川文化センターで開催される。日本施設園芸協会、福島県、須賀川市の主催。 加工・業務用野菜の輸入の増加・定着が進む中で、わが国の農業を維持・発展させるためには、国産農産物の国際競争力を強化することが急務となっている。
施設園芸においても、コストの大幅な低減をはかるとともに、安全で安心して消費できる高品質な農産物の供給を進めることが重要であり、これを実現するためには、生産から流通に至るまでの低コスト化技術、省農薬技術、契約栽培などの導入が希求されている。
本セミナーでは、「石油価格急騰に対抗する省エネ対策・販売戦略の確立による高収益経営の実現」をメインテーマに、施設園芸生産者をはじめ技術指導者などの関係者を対象とし、低コスト化など施設園芸が抱える諸問題を解決する方向としての新技術を提案する。
「石油消費量を30%削減可能な二重膜ハウス」(花き研究所・島地英夫上席研究員)、「販売戦略としての農産物のブランド化」(イオン(株)・寺嶋晋部長)、「高収益を実現するトマトの大規模ハウス経営」((株)新地グリーンファーム・高橋良行会長)などが注目される。
〈問い合わせ先〉
(社)日本施設園芸協会
〒103−0004 東京都中央区東日本橋3−6−17
電話(03)3667−1631 FAX(03)3667−1632
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