独立行政法人農業・食品産業技術総合研究所(農研機構)、社団法人中央畜産会、社団法人配合飼料供給安定機構、家畜栄養生理研究会は共催で11月29〜30日、つくば国際会議場(ロポカルつくば=茨城県つくば市竹園)でエコフィード全国シンポジウムー新たなステージに向けての戦略ーを開催する。
エコフィードの推進のため、食品産業、エコフィード製造事業者、畜産農家、消費者、国や地方自治体、研究者などが参集して、技術開発と課題解決への方策を検討する。
飼料自給率を向上させることは、平成17年に決定された食料・農業・農村計画で重要課題に位置づけられ、飼料化推進のために「行動会議」が設置された。また、見直しをすすめている食品リサイクル法のなかで飼料化を優先することが示されている。
輸入穀物の価格が高騰しているため、エコフィードがいっそう注目されており、エコフィードをめぐる情勢は新たなステージに移ってきたと関係者はみている。
全国シンポジウムは、エコフィード行動会議の一環として開催される。
開催スケジュールは、第1部:11月29日(木)13〜17時、基調講演(テーマは「エコフィード推進方策」、「食品リサイクル法の見直し」)、一般講演(「食品メーカーと畜産農家の連携」など)、パネルディスカッションなど。第2部:11月30日(金)10〜15時10分、学術講演(「発酵TMRの飼料特性と利用の展望」など)。
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