17年産の対象となった134産地品種についてみると、「特A」にランクされたもの17点、[A]にランクされたもの54点、「A’」にランクされたものは59点、「B」にランクされたものは4点、「B’」にランクされたものはなしとなっている。
17年産の作況指数は全国平均101で「並み」となったものの、一部産地では、台風の影響等により被害を受けた地域があり、16年産に比べてランクを上げた産地品種よりランクを下げた産地品種の数が上回る結果となった。以下に、ランキング結果を主な品種別にまとめた。
▽コシヒカリ
「特A」にランクされたものは9点、[A]にランクされたものは17点、「A’」にランクされたものは16点、「B」にランクされたものは3点。
▽ひとめぼれ
「特A」にランクされたものは4点、[A]にランクされたものは7点、「A’」にランクされたものは1点。
▽ヒノヒカリ
「特A」にランクされたものは1点、[A]にランクされたものは8点、「A’」にランクされたものは8点。
▽あきたこまち
「特A」にランクされたものは1点、[A]にランクされたものは3点、「A’」にランクされたものは4点。
なお、今回のランキング結果で山梨・峡北(韮崎市)のコシヒカリが「特A」にランクされたが、山梨の米が「特A」となったのは始めてのケース。今回「特A」にランクされた産地品種は以下のとおり。
▽岩手県南・ひとめぼれ
▽宮城県北・ひとめぼれ
▽宮城県中・ひとめぼれ
▽秋田県北・あきたこまち
▽山形内陸(置賜)・コシヒカリ
▽山形庄内・ひとめぼれ
▽山形庄内・はえぬき
▽山形内陸(村山)・はえぬき
▽福島会津・コシヒカリ
▽福島中通・コシヒカリ
▽福島浜通・コシヒカリ
▽茨城県北・コシヒカリ
▽新潟魚沼・コシヒカリ
▽新潟佐渡・コシヒカリ
▽山梨峡北・コシヒカリ
▽長野東信・コシヒカリ
▽熊本城北・ヒノヒカリ
|