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米穀価格安定積み立て金を新設 −JA全農 (3/30)


 JA全農は3月30日の臨時総代会で「米穀価格安定積立金」の新設を決めた。全農の米穀事業改革では今後、JAから米の買い取り販売も実施することにしている。ただし、販売価格低下による差損などリスク発生も考えられるため目的積立金を設置したもの。
 新生全農米穀事業改革では、販売価格が見通せない集荷段階の買い取り集荷は実施しないとしているが、販売先とJA、生産者が特定された契約栽培や、受け渡し期間が長期に渡るものは買い取り販売方式も導入することにしている。この方式の導入で生産者、JAにとっては早期精算が可能となるなどメリットが発揮できる。同積立金は今後10年程度で100億円を目標にしている。

(2006.4.4)



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