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2万5000トン、全量落札 −18年度第1回SBS (5/26)


 主食用米が輸入されるSBS(売買同時入札)の18年度第1回入札が5月26日に行われ、契約予定数量の2万5000トン全量が落札された。一般米が2万3940トン、砕精米が1060トンとなった。
 国別では中国産がもっとも多く一般米で1万6409トンが落札。うるち精米短粒種の1トンあたり買入価格(加重平均)は14万3936円で売渡価格は24万9909円(1kgあたり約249円)となった。輸入差益(マークアップ)は1kg約106円になる。
 オーストラリア産は5826トンが落札。うるち精米短粒種の売渡価格は1トン26万7119円。米国産は1187トンが落札され、うるち精米短粒種の売渡価格は同24万2265円となった。
 そのほか、イタリア、パキスタン、タイ、台湾、ベトナム産の米が落札されている。
 SBS枠での輸入米は、17年度に2年ぶりに年間予定数量の10万トン全量が落札した。今年度も4回の入札で10万トンを輸入することが計画されている。
 ミニマム・アクセス合意による米の輸入量は平成7年から17年10月末までに合計で678万トンとなっている。このうち主食用が64万トン(代わりに政府国産米を援助に112万トン活用)、加工用が240万トン、援助用が204万トンで昨年10月末の在庫量は170万トンとなっている。

(2006.6.1)

 

 

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