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米の需要見通し来年度は835万トン −農水省 (8/1)


 農水省は8月1日、今年7月から来年6月までの全国ベースの米需要量の見通し(18/19年)を844万トンと公表した。また、19年産の生産目標数量に関係する19年7月から20年6月までの需要見通し(19/20年)を18/19年見通しより9万トン少ない835万トンとした。
 全国ベースの需要見通しは、平成8/9年産以降の需要実績をもとに、消費量の動向をふまえて算出している。昨年算定した17/18年の需要見通しは853万トンで、需要実績は851万トンとなったことから、現在の算定方式はほぼ実態に近い推計になっていると農水省は評価している。
 農水省は、合わせて18/19年の主食用の需給見通しも公表した。
 それによると今年6月末の在庫量は260万トンでうち政府米が77万トンとなっている。18年産の生産目標数量は833万トンで、供給量は在庫と合わせて1093万トンとなる。重要量は844万トンと見込まれるため、来年6月末の在庫量は249万トンとした。
 需要量のうち政府米の販売数量は買い入れ数量との見合いで40万トンとしている。これらの数値は速報値をもとに示されたもので、今後、18年産の作柄に応じて必要な見直しを行い、11月の基本指針で改めて決める。

(2006.8.4)

 

 

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