株式会社サタケは、8月26日、27日の両日、東京農政事務所深川政府倉庫(東京都江東区塩浜)で開催された「親子で楽しく食育体験〜夏休みおコメ倉庫探検隊〜」に出展し、籾摺りや精米の原理を子供たちに紹介した。
このイベントは、毎年この時期に、東京食育推進ネットワークと、農林水産省関東農政局東京農政事務所が主催するもので、今回で3度目の開催となる。会場では、ご飯や食事に関する食育の展示、籾摺り・精米の体験コーナー、メダカ・ザリガニの展示や備蓄米倉庫の見学が行われた。2日間で昨年を上回る2670名の親子連れが訪れ、大いに賑わった。
サタケの展示コーナーでは、籾摺り・精米・無洗米の加工方法を説明したパネル展示やテスト籾摺機、家庭用精米機の実演を行った。来場した小学生の中には、「籾や玄米を初めて見た。籾から殻がとれて玄米になるのが良く解る」と喜ぶ子や、係員から精米の加工原理を聞きながら、熱心にメモをとる子も見られた。
タピオカを使った無洗米の加工方法の説明を受けた主婦は、「普段から無洗米を使っているが、無洗米は水で洗って作ると思っていた。タピオカで糠を取る方法があるとは知らなかった」と驚いていた。
サタケでは、今後もこのようなイベントを通じた食育支援も展開して行きたい、と考えている。
|
籾摺りや精米原理などを紹介 |
|