|
テープカットをする左から松岡利勝農相、吉永小百合さん、宮田勇ＪＡ全中会長 |
ごはん食推進と食育啓発のための情報発信ステーション「ごはんミュージアム」が10月１日、東京国際フォーラム（東京・有楽町）にオープンした。
同ミュージアムでは、ごはん食の健康的な価値やごはん食を中心につくられる多様な生活文化の広がり、食べ物の大切さについて五感で味わい楽しみながら学ぶことができる。次代を担う子どもたちに食の分野から豊かな人間性を育んでもらうことをめざしてＪＡ全中が開設した。
当日のオープニングセレモニーでは松岡利勝農林水産大臣、宮田勇ＪＡ全中会長ら関係者と、特別ゲストの女優、吉永小百合さんによるテープカットが行われた。（写真上）
エントランスには実りの田んぼがつくられて、その奥には懐かしい田園風景の映像で演出された空間がある。また、定期的に料理教室を開くクッキングルームやトークショー、シンポジウムなどを開くイベントスペースも。オープン当日は、ごはんミュージアム総料理長の松本愛克シェフがキムチチャーハンと牛乳やスープを使ったリゾットなどを調理、オープンと同時に会場に入った来場者たちはさっそく試食。松本シェフは「家族みんなで朝ご飯を食べてもらいたい。素早くできる調理のヒントなどをおかあさんたちに伝えています」と話す。また、コシヒカリの新米も館内でふるまわれた。「子どもがお米が大好きなので、今日は楽しみしてきたました」と語る親子も。
そのほか、セルフエステ「お米ビューティ」、ファーマーズマーケット、レストランも開設されている。また、この日はイベントスペースで「よしもとごはん笑」と題してお笑い芸人、インパルスらのライブショーも行われた。10月中は毎週金曜日６時からイベントスペースで吉本興業のお笑い芸人のごはんにちなむライブを予定している。
場所は東京国際フォーラム１Ｆ。11時から20時（レストランのラストオーダーは22時）。年中無休（年末年始除く）。ホームページ：http://www.gohanmuseum.com/
 |
（左）懐かしい映像で演出する「いやしの空間」も・（右）「家族みんなで朝食を」と話す松本シェフ |
| 
