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農政.農協ニュース |
高齢者の交通事故防止のための落語とレインボー体操を東京で初公演 JA共済連 (1/31) |
具体的には、すでに全国各地で公演され好評をえている幼稚園児などとその親を対象にした親と子の交通安全ミュージカル「魔法園児 マモルワタル」。国が春と秋に実施する全国一斉交通安全運動への参加や毎年7月〜9月にかけて「JA共済全国一斉交通安全運動」の実施。さらに急増する高齢者の交通事故防止をはかるために、JA共済連が昨年開発した「交通安全落語」と「交通安全レインボー体操」をプログラムに組み込んだ高齢者向け交通安全教室の開催などその活動は多岐にわたっている。 そうした活動が評価され(財)全日本交通安全協会と警察庁が主催する交通安全国民運動中央大会で、毎年、1団体のみ表彰される「交通安全協力団体表彰」を受賞した。 高齢者向け交通安全教室は昨年秋以降、全国20カ所で開催され高い評価をえているが、1月31日に東京では初めての公演が行われた。 これは、警視庁・調布市・東京交通安全協会が主催する高齢者対象の交通安全イベント「高齢者交通事故ストップキャンペーン」に、警視庁から協力要請を受けて参加したもの。会場となった調布グリーンホールには約1500名の高齢者が参集し、笑いのなかに交通ルールを守ることの大切さを語る桂小米師匠の「交通安全落語」を楽しむとともに、運動能力の低下を和らげ改善する「交通安全レインボー体操」に真剣に取り組んでいた。 「交通安全落語」は、高齢者にとってなじみのある落語で、交通事故に遭わないための留意点の習得が楽しみながらできるように工夫されたもので、JA共済連がオリジナルとして開発した。これまで、高齢者の危険な道路横断などを題材とした漫才やコントはあったが、交通安全の啓発に正面から取り組んだ落語は初めてだといえる。 「交通安全レインボー体操」は、高齢者の交通事故も要因の一つである加齢にともなう体の脆弱化、漫然とした横断行動や歩行速度の低下、視野の狭窄化や認知判断の機能低下を和らげ、改善することを目的に、JA共済連が開発したもの。即効性や直接的な効果はないが、継続して実施することで間接的な効果が期待できると、全日本交通安全協会も推薦している。 |
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(2006.2.9) |
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