全国環境保全型農業推進会議(会長:熊澤喜久雄東京大学名誉教授)は2月14日、「第11回全国環境保全型農業推進コンクール」の各賞受賞者を決定した。同コンクールは7年度から実施。環境保全型農業をめざして意欲的に経営や技術の改善に取り組み、農村環境の保全活動を通じて地域社会に貢献している生産者や、その取り組みの普及・拡大に貢献した団体等を表彰し、その成果を広く紹介して環境保全と農業に対する理解を深めるとともに、環境保全型農業の拡大をめざす。
今年度は全国から77事例の応募があり、うち41事例が都道府県の環境保全型農業推進会議等から推薦された。これらの推薦事例を審査し、特に優秀と認められる事例8点を『大賞』、優良事例16点を『優秀賞』、今後の展開が期待される事例17点を『激励賞』、環境保全型農業の推進を支援すると認められる流通・消費関係団体等1点を『特別賞』として表彰する。
今年度の大賞(農林水産大臣賞)は、以下の通り。
▽北海道地区…JA新しのつピーマン部会(北海道石狩郡新篠津村)
▽東北地区…有限会社板倉農産(宮城県登米市)
▽関東地区…沃土会(埼玉県大里郡岡部町)
▽北陸地区…JA加賀ブロッコリー部会(石川県加賀市)
▽東海地区…有限会社三ツ里生産(岐阜県養老郡上石津町)
▽近畿地区…コウノトリの郷営農組合(兵庫県豊岡市)
▽中国・四国地区…中和元気米クラブ(岡山県真庭市)
▽九州・沖縄地区…東串良町園芸振興会ピーマン部(鹿児島県肝属郡東串良町)
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