農林中央金庫と三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)、三菱東京UFJ銀行、UFJニコス、協同クレジットサービスは、2月16日、UFJニコスと協同クレジットが合併することで合意した。
農林中央金庫とMUFGグループは、JAバンクの持つ幅広い顧客基盤、拠点網と、MUFGグループの最先端の技術、商品力を最大限活用することを目的に、JAバンクのリテール分野で幅広く業務提携を行っている。今回は、クレジットカード業務でそれぞれの強みを極大化、機能補完することで事業競争力を強化することを目的に対等の立場で両社が合併するもの。
合併時期は18年10月1日。存続会社はUFJニコス(株)だが、4月1日に(株)ディーシーカードと合併することから新会社の商号は「三菱UFJニコス(株)」となる予定。協同クレジットが現在発行している「JAカード」などは合併後も当分の間利用できる。
協同クレジットはカード会員数87万人、取扱高988億円。従業員は130人。UFJニコスはカード会員数2185万人、取扱高4兆2849億円。従業員は5874人。(いずれも17年3月31日現在)
なお、農林中央金庫をはじめとする関係5社による合併推進委員会を同日、設置。新会社の詳細について同委員会で検討していく。
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