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農政.農協ニュース |
約7割が元気で過半数が健康 −団塊世代調査 |
「朝ごはん実行委員会(JA全中、JA全農)」は団塊の世代(55〜59歳)の男性を対象に、『仕事・生活・食事』に関するアンケート調査を行い、その結果をこのほど公表した。アンケートは今年1月20日と21日の2日間、Webモニターにより行い、515人から回答を得た。 ■半数以上が団塊世代生まれを肯定 「団塊の世代に生まれてきたことに対して、どのように感じているか」という問いには、良かったが13.0%、どちらかといえが良かったが38.1%で、51.1%の人が団塊の世代に生まれてきたことを良しとしている。良かったことの理由としては、「日本の発展に貢献できたから」「競争のなかで鍛えられたから」「良い時代を体験できたから」などが理由に上げられている。また、「これまで、仕事と家庭のどちらを中心に生活してきたか」との問いには、6割を超える人(62.9%)が仕事中心と答えた。仕事と家庭のバランスを取るように生活してきた人は、3割弱(28.7%)だった。 ■「朝型」の人は、元気で健康 「あなたの生活は朝型ですか、夜型ですか」には、40.8%が「夜型」と答え、「朝型」の32.7%を約8ポイント上回った。現在の健康状態については、「良好」13.8%、「どちらかこいうと良い」が40.4%、合わせて54.2%の人が「健康状態は良い」と思っている。これを「朝型」「夜型」で比較すると、「朝型」の人で健康状態が良好と回答した人が28.0%だったのに、「夜型」はわずか4.7%で、「朝型」の方が圧倒的に「夜型」を上回った。 ■家族と同居でも約4割が孤食、しかし、本音は「家族と食べたい」 朝食摂取率については、「毎日必ず食べる」が82.1%で圧倒的に多く、「1週間に5〜6日」(6.4%)を加えると、週に5日以上朝食を食べる人は約9割(88.5%)に達し、「朝食を食べない」人はわずか6.0%だった。週に1日以上朝食を食べる人について、朝型・夜型で比較してみると、「朝型」の人で「毎日必ず食べる」のは86.7%であったのに対し、「夜型」は70.9%。「朝型」の人の方が、朝食をきちんと食べる傾向にある。朝食に何をたべているかについて聞いたところ、「ごはん」が40.7%、「パン」が51.4%で、朝食はパン派がやや多いという結果になった。 ■「朝型」「ごはん派」は朝食を重視し会話が多い 「あなたは朝食のときに会話をしてますか」(一人暮らしと家族と同居で食べない人を除く)との問いには、「良くする」(27.5%)、「時々する」(30.8%)を合わせて58.3%の人が会話をすると回答。「会話をしない」と「全くしない」人は41.7%だった。これを朝型・夜型で比較すると、会話を「よくする」と答えたのは朝型が45.5%、夜型が22.5%で、朝型の方が23.0ポイントも高かった。主食別に比較すると、「よくする」と答えた割合は、パン派(23.5%)よりもごはん派(31.6%)の方が高く、一方「まったくしない」は、ご飯派(11.1%)よりも、パン派(17.4%)の方が高かった。以上の結果から「朝型」、「ごはん派」の人は、朝食時の会話が多いといえる。 ■定年後は「健康」「貯蓄」が心配、一方約6割の人がポジティブ思考 「定年後の生活を楽しみにしてますか」との問いには、「大変楽しみ」(18.3%)、「どちらかといえば楽しみ」(37.3%)を合わせると、約6割(55.6%)の人が定年後の生活を楽しみにしている。朝型・夜型で比べてみると、「朝型」の人のうち「大変楽しみ」「どちらかといえば楽しみ」と回答したのは69.3%、「夜型」は57.0%。「朝型」の方が12.3ポイント高く、「夜型」に比べ定年後の生活をポジティブに捉えている。 |
(2006.3.13) |
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