(社)家の光協会は、事業環境課題への総合的な対応をはかるため新たに『協同・文化振興本部』を設置し、4月1日から『総務本部』、『協同・文化振興本部』、『制作本部』、『普及文化本部』および『経営企画室』の4本部1室による事業運営体制をスタートさせる。
18年度は「21世紀第2次家の光事業中期計画」の最終年度であると同時に、「チャレンジ&クリア2か年プラン」の仕上げの年にあたる。今回の機構改革は、中期計画の中の重点事項ならびに「平成18年度家の光事業計画・予算」にもとづく事業を行い、JA教育文化活動を総合的に支援する体制を整備するために行う。
機構改革の内容は以下の通り。
○『協同・文化振興本部』《新設》
『協同・文化振興本部』に「JA教育文化部」、「食と農・次世代対策部」、「読書・文化振興部」を置く。
▽「JA教育文化部」《新設》
JA教育文化活動の促進・支援機能の発揮、JA生活文化活動の体系的、総合的展開をはかる。
▽「食と農・次世代対策部」《新設》
次世代対策、子どもの食と農に関する事業を集約し、専門的に取り組む。
▽「読書・文化振興部」《改称》
「経営企画局」の「公益事業振興部」を「読書・文化振興部」に改称し、農村文化、読書活動の発展に寄与すると同時に、各種文化事業の企画・実施に取り組む。
○『制作本部』
▽「出版局」
「やさい畑編集部」「図書編集部」に『普及文化本部』の「図書販売部」を移管した体制とし、出版事業の制作・市販ならびに組織普及業務の一元化により機能強化をはかり、より効果的・効率的な事業遂行を進めるため、『制作本部』に「出版局」を置く。
▽「編集総務部」
「編集総務室」を「編集総務部」に改める。
▽「ICT事業開発部」
『制作本部』に「ICT事業開発部」を置き、インターネット等の情報通信技術を活用した新規事業の開発方針や計画を策定し、協会の発行媒体ならびに文化情報等のデジタル化および活用計画に取り組む。
○『普及文化本部』
従来の『普及文化本部』機能の一部を『協同・文化振興本部』へ移管する。
▽「普及企画部」
「教育文化活動企画部」を「普及企画部」に改め、、総合的な普及戦略の立案に集中して取り組む。
▽「普及部」
「普及一部」と「普及二部」を統合して「普及部」とする。“家の光”“地上”“ちゃぐりん”の組織普及対策を一元化し強化する。
○「文化部」
「生活文化部」を「文化部」に改称し、“家の光”等の記事の活用を中心とした文化事業に取り組む。
○『総務本部』
80年史編纂事業の完了に伴い「80年史編纂室」を廃止。「経営企画局」の「コンプライアンス室」の機能を「総務部」へ移管する。
「管財部」を設置し、協会諸施設のメンテナンスや更新に対応するとともに、監事会の事務局機能を担う。
○『経営企画室』
『経営企画室』を新設し、「チャレンジ&クリア2か年プラン」の進捗管理や点検、および「経営戦略会議」の事務局機能を担う。また、家の光事業基本構想にもとづく次期中期計画策定のため「次期中期計画策定プロジェクト」を設置し、その事務局を所管する。
○「経営戦略会議」
「チャレンジ&クリア推進本部会議」を「経営戦略会議」に改称し、「チャレンジ&クリア2か年プラン」の総合管理、ならびに協会の組織・事業機能の整備・拡充について協議する。 |