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4〜6月期配合飼料価格は据え置き −JA全農 (3/20)


 JA全農は、3月20日、4〜6月期の配合飼料価格について、シカゴ定期は堅調ではあるものの、外国為替の円高と海上運賃の値下げなどから、1〜3月期価格のまま据え置くことに決定した。
 その理由として、トウモロコシの価格は、シカゴ定期が堅調なものの、海上運賃の値下がりと円高の影響から、ほぼ前記並みの価格が見込まれること。大豆粕の国内価格は、国内大豆粕需給に逼迫感があるものの、円高の影響で1〜3月期に対して若干の値下がりが見込まれる。魚粉価格は、国内生産量が引き続き低位にあることと、輸入魚粉が中国の旺盛な需要で高騰しており、1〜3月期に比べて値上がりする。
 海上運賃は、中国の旧正月前需要が予測を下回ったことから昨年末から下落しているが、今後、中国を中心に粗鋼生産量が増加し船腹需要が回復すると予測されること。南米産新穀の船積みが本格化することが見込まれることなどから、値下げ基調に底入れ感があるが、4〜6月期は前記に比べ値下げが見込まれる。
 外国為替は、現在、116円台で推移しているが、4〜6月期の外国為替は1〜3月気に比べ円高が見込まれることなどをあげている。

(2006.3.22)



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