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農地価格、11年連続で下落 −全国農業会議所 (3/23)


 全国農業会議所は17年の田畑売買価格の調査結果を3月23日に公表した。調査は地域内の標準的な収量、ほ場条件を実施され、全国平均で純農業地域の田は10aあたり155万3000円と前年比2・5%の下落、畑は同107万1000円と前年比2・4%の下落となった。田、畑とも平成7年以降11年連続での下落。最高価格は平成6年で田は200万2000円、畑は137万8000円だった。
 下落幅は農業依存度が高い北海道(田▲3・6%、畑▲3・1%)、東北(▲3・9%、▲5・0%)、中国(▲4・1%、▲4・2%)、九州(▲3・3%、▲4・1%)と大きくなっている。
 下落の要因は田では「米価など農産物価格の低迷」が約4割を占め、「農地の買い手の減少」、「生産意欲の減退」などが上がっている。畑では「農地の買い手の減少」、「生産意欲の減退」、「農産物価格の低迷」の順となっている。

(2006.3.30)



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