JAいわて中央は、全農岩手県本部、全農パールライス東日本(株)と連携して4月8日、(株)おこわ米八吉祥寺本店で「もちつき」のイベントを開催した。
もち米『ひめのもち』の生産地であるJAいわて中央と県本部が首都圏での「ひめのもち」消費拡大を目的に、全農パールライス東日本のもち米の最大の得意先である(株)おこわ米八のPRも兼ねて同店店頭で餅つきを行った。おこわ米八は全国のデパートや駅ビルの食品売り場で“おこわ”を中心に米飯、惣菜店舗を運営している。本店は、吉祥寺駅南側の井の頭公園の入口に位置し、平日でもかなりの人通りがあるところだ。
当日は午前11時、午後1時、午後3時に「もちつき」を行い、道行く人に『ひめのもち』の美味しさをPRした。すでに花見客のピークは過ぎていたが、暖かな日差しに恵まれ多くの人が公園に向かって歩いていた。「もちつき」は、JAオリジナルの“もちつき音頭”に合わせて行われ、地元から来た踊り手がその周りで踊りを披露し雰囲気を盛り上げた。「もちつき」や踊りが始まるとかなりの人が集まり、都会では見られなくなった「もちつき」を珍しそうに見物していた。つきあがった餅は、甘辛く味付けし見物客に振る舞われた。行列ができるほど好評で、「つきたての餅がこんなにうまいとは思わなかった」、「粘りがあるがさっぱりした味だ」、「とにかくうまい」などの声が聞かれた。
JAいわて中央は、県内の『ひめのもち』生産量1万2000トンのうち1万トンを生産する主産地。今回のイベントは、JAいわて中央、全農岩手県本部、全農パールライス東日本(株)、(株)おこわ米八の4者それぞれの立場から、生産者の思いを消費者に伝えることができたのではないか。
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もちつきと踊りを披露 行列ができるほどの人気 |
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