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6月12日にコスト縮減委員会開催 −農水省 (6/7)


 今年4月に政府の食料・農業・農村政策推進本部が決定した「21世紀新農政2006」では、食料供給コストを5年で2割削減する目標を掲げた。
 この目標を実現するために有識者の知見を生かしたコスト縮減委員会を設置するとしていたが、6月12日に「食料供給コスト縮減検証委員会」が開催される。
 委員は以下の通り。上原征彦(明治大大学院グローバルビジネス研究科教授)、神田敏子(全国消団連事務局長)、竹内克伸(証券保管振替機構代表取締役社長)、田中一昭(拓殖大政経学部教授)、丹羽宇一郎(伊藤忠商事取締役会長)、船田宗男(フジテレビ解説委員主幹)、古川貞二郎(前内閣官房副長官)、宮田勇(JA全中会長)、吉川洋(東大大学院経済学研究科教授)。
 21世紀新農政2006では生産・流通両面のコスト縮減に向けた取り組みを、聖域を設けずに強力に推進する、としている。とくに農協の経済事業については信用・共済にくらべて改革の遅れが目立っていると指摘、全農改革を進めるともに、低廉な農業生産資材の供給と効率利用の推進、物流コスト削減など改革の徹底を図る方針を示している。

(2006.6.7)

 

 

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