農業協同組合新聞 JACOM
   
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施設園芸技術者の資格認定制度、コンサル事業、
推奨品認定制度を開始 −日本施設園芸協会


 (社)日本施設園芸協会は、今年度から施設園芸技術者の資格認定制度の創設やコンサル事業などの新規事業を始めた。
 同協会ではいままで施設園芸技術者を対象に施設園芸の基礎を取得するための研修活動を行ってきたが、今年度から、この基礎講座修了者を対象に施設園芸中級および上級講座を開設し、修了者に「施設園芸管理士」(上級)、「同補」(中級)(名称は検討中)の資格を認定する制度を発足させることにした。
 この資格は5年間有効で講習を1日受講すると再発行される。受講対象者は従来の同協会会員だけではなく、農業生産法人の社員、JA職員、学生などに拡大される(ただし、会員とは料金面で格差をつける)。
 中級講座は10月、上級講座は来年2月を予定している。
 コンサル事業は、園芸施設構造・安全性、施設園芸の新規導入、栽培技術改善・新技術、経営診断、青果物の鮮度保持など施設園芸全般に関することについて、施設園芸・流通などの専門コンサルタントが提案するもの。今年4月から開始されているが、10月までは無料となっている。
 また、同協会会員を対象にした委託試験の拡充や、会員の取り扱う資材を審査し、推奨品と認定された資材には推奨品マークを発行することにした。
 詳細については、(社)日本施設園芸協会 電話03-3667-1631へ

(2006.6.16)

 

 

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