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農政.農協ニュース |
鶏インフルエンザテーマに中川局長が講演 |
『鶏インフルエンザの発生状況と我が国の対策』をテーマに、「食料・農林漁業・環境フォーラム」が6月27日JAビルで学習会を開いた。 ■収束宣言が安全宣言に変わるものとの認識 茨城県から来たという男性は、「鶏インフルエンザ発生以来、鶏肉、卵が売れない。養鶏農家は経営が大変だ。なぜ、安全宣言を出せないのか」と質問した。中川局長は「現場の作業がすべて終わった時点で収束宣言を出し、安全宣言ではないがそのような意味を持っているとの認識だ。殺処分に対する手当金などを生産者には出しており、国として生産者保護は考えている」と国の考えを説明した。また、「コスト面で有利なことから飼養頭数の大規模化が進んでいるが、一連の鶏インフルエンザ騒動は大規模化の影響があるのでは」との質問には、「鶏インフルエンザが発生した時、大規模化は大きく影響すると思う。生産コストを考えると大規模化は避けられない面もあり、難しい問題だ」と中川局長は食の安全・安心の面からも、考える必要があると述べた。身近な鶏肉や卵の安全性に鶏インフルエンザが大きく関係しているため、参加者の関心も高く熱心にメモを取る姿も見られた。 | ||
(2006.7.4) |
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