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農政.農協ニュース |
肥料新会社「サンアグロ」誕生へ 多様化する顧客ニーズに全面対応 |
日産化学、三井化学、丸紅、三井物産の4社は7月25日、肥料の製造販売などを手掛ける日産アグリと三井東圧肥料を事業統合することで合意し、同日付けで「事業統合契約書」を締結したと発表した。 日産アグリが平成19年1月に第三者割当増資を行い、これを三井化学および三井物産が引き受けると同時に、日産アグリが三井東圧肥料の全株式を取得し、平成19年4月1日をもって日産アグリと三井東圧肥料が事業を統合する。 新会社の名称は、「サンアグロ(株)」。本社は、現日産アグリ所在地の東京都中央区に置かれる。資本金は、第三者割当価額確定後に決定される。株主構成は日産化学42.4%、丸紅22.8%、三井化学19.9%、三井物産14.9%。事業規模は、平成17年度実績単純合計で376億円に成長し、一躍トップ企業に躍り出る。 統合により、(1)「千代田化成」と「F(エフ)化成・生分解性硫黄コーティング化成」などの機能性肥料を品揃えすることで、多様化する顧客ニーズに全面的に対応することができる(2)販売、製造、研究開発、技術サービス、物流などあらゆる場面で相乗効果が発揮でき競争力を向上できる(3)国際的な原料需給のタイト感の中で、肥料原料の調達力が強化できる(4)顧客対応力を高めることで、存在感のある総合肥料会社を構築できる、などのメリットが生まれる。 なお、三井東圧肥料大牟田工場は、富山・大阪工場への生産集約のため生産を停止するが、九州地区への販売については、最適な供給体制を構築し事業が継続される。 |
(2006.8.1) |
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