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客単価の上昇傾向が続き売上げ伸長
既存店ベースも5ヶ月連続でプラス −外食産業市場動向調査(7月度)


 (社)日本フードサービス協会の18年7月度「外食産業市場動向調査」によると、外食産業の新規店を含めた全店ベース・全業態トータルの売上げ状況は、前年同月比102.9%と前年を上回った。客数は100.2%と微増だったが、客単価が102.7%と上昇、4月以降前年を上回ったことが売上げ増につながったといえる。
 7月は前年に比べ雨の日が多く、天候状況はよくなかったが、外食全体の売上げ動向の基調は、ここ数か月変わっていない。
 業態別にみると、ファストフード、パブ・居酒屋、ディナーレストラン、喫茶で売上げが前年を上回ったが、ファミリーレストランでは、客数の減少や焼肉店舗数の減少などによって前年を下回る結果となっている。とくに、洋風ファストフードの売上げが106.5%と好調に推移し全体を押し上げる格好となっている。
 また、既存店の売上げも100.1%と僅かだが前年を上回り、3月から5か月連続してプラスとなっている。

(2006.8.30)

 

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