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農政.農協ニュース

７月に豪雨、８月は高温　夏（６〜８月）の天候　−気象庁　 （９／１）

気象庁は９月１日、今年の夏（６〜８月）の天候の特徴を発表した。 　梅雨入りは全国的にほぼ平年並みだったが、梅雨明けは南西諸島で平年より早く、九州地方から東北地方にかけては平年より遅かった。 　梅雨前線の活動は活発で、６月前半には南西諸島で、６月後半から７月には東・西日本の広い範囲で大雨となった。 　特に７月15日から24日にかけては、長野県、鹿児島県を中心に九州、山陰、近畿、北陸などで豪雨による大きな被害が発生し、気象庁は「平成18年度７月豪雨」と命名した。 　梅雨明け後も局地的に大雨となるなど、１時間80ミリ以上の猛烈な雨の発生回数は、1976年以降最多となった。九州地方では平年の140％以上のところがあった。 　平均気温は全国的に高く、九州地方ではかなり高かった。北海道と西日本では平年を１℃以上上回ったところがあった。１日の最高気温35℃以上、30℃以上、25℃以上の日数は、平年を上回ったところが多かった。 ◆日照時間は少なく、台風発生は平年並み 　北日本から西日本にかけての広い範囲で、春以来の日照時間の少ない状況が７月も続いた。８月には太平洋高気圧におおわれて日照時間も平年を上回ったものの、３か月平均では全国的に少なかった。東北地方の太平洋側から関東地方にかけては平年の80％未満のところが多く、東京、千葉など関東地方の一部では平年の70％未満となった。 　台風の発生は11個（第２〜12号、平年11.3個））で、本土には２個（第７，10号）が接近した。第10号は宮崎県に上陸した後、九州地方をゆっくりと縦断し、九州地方や四国地方の一部で大雨となった。

（２００６．９．５）

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