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食料品の小売価格国際比較
ロンドン、シンガポールは東京より安い(共通食品) −農水省 (9/4)


 農水省は、東京と海外主要5都市の食料品の小売価格を比較した結果を、9月4日公表した。比較したのはニューヨーク、ロンドン、パリ、ジュネーブ、シンガポール。調査した時期は、昨年11月。
 肉類、野菜、果実など、各都市の小売店で一般に売られている29品目(=共通食品)の平均価格で比較すると、ニューヨークとパリでは東京よりやや割高で、ジュネーブは割高だった。反対にロンドンとシンガポールでは東京より割安だった。
 29品目の中には含まれない米、しょうゆ、緑茶などの日本食品13品目を加えた42品目の比較では、シンガポール以外の4都市とも東京より割高だった。
 共通食品について前年の調査と比較すると、ジュネーブ以外の都市では前年よりも東京に対する割合が高くなっている。主な原因は、東京では平成16年は天候不順の影響で生鮮野菜の価格が高かったため、食料品価格が著しく上昇したが、平成17年は生鮮野菜の生育がおおむね順調で、価格が下がったことと、為替レートがニューヨーク、ロンドン、シンガポールでは、平成17年は平成16年に比べ円安になったため。

東京を100とした場合の比較

(2006.9.7)



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