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平成18年産「い」の作付面積、収穫量 −農水省 (9/20)


 主産県(福岡、熊本県)の平成18年産「い」の作付面積は1370haで、高齢農家の作付中止や規模の縮小により、前年産に比べ330ha(前年産対比19%)減少した。
 10a当たり収量は、1120kgで、作柄の良かった前年産を160kg(同12%)下回った。5月の日照不足や6月上・中旬の少雨により、茎の伸張が抑制されたことなどによる。
 収穫量は1万5300tで、作付面積と10a当たり収量の減少により、6500t(同30%)減った。
 「い」の生産農家数は1030戸で、前年より140戸(同12%)減少した。このうち畳表の生産まで一貫して行っている畳表生産農家数は983戸で、前年に比べて127戸(同11%)減少した。
 主産県のうち、熊本の作付面積と生産農家数の割合は、それぞれ97%と96%。
 国は、「いぐさ・畳表構造改革緊急支援事業」を実施しているが、構造改革をさらに加速するため、セフティネットの発動条件の見直し(18年産から)、個別経営から企業的経営へ転換するための新たな支援措置の実施(19年度から)など、同事業の見直し策を9月14日に決めた。

(2006.10.4)



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