大量定年が間近に迫っている団塊世代や子育てが終わった50歳代以上の主婦など、シニア層のこれからの生き方が社会的に大きな話題となっている。
そうした戦後日本の現場を支えてきた中高年層のなかには「豊かさを追い求めることで切り捨ててきたたくさんのもの・ことをもう一度取り戻していく」ために、地域活動などを始めている人もいる。
パルシステム生協連は、こうした人たちの地域活動・事業を支援するために、第2ステージを意味するセカンドと連帯を意味するリーグという2つの言葉を合わせた「セカンドリーグ」を設立した。
主な事業内容は
1.事業活動情報の提供
▽有料会情報誌「のんびる」の発行
▽インターネットを活用した情報共有
2.起業・経営支援活動
▽起業セミナー、実践起業塾の開催と終了生の相互支援や顧客募集、出資募集などマッチング事業▽IT、会計学など専門分野の実践講座、その他
3.ネットワークの構築
▽活動する個人・団体・法人などのセカンドリーグへの組織化と協働の促進
▽事例研究会、シンポジウムなど各種イベントなどの開催、その他、となっている。
会情報誌「のんびる」では、すでに活動を始めているNPO法人や個人の活動などを始めセカンドリーグらしい情報が満載されている。また、WEB上にはリポーターを中心とするブログも公開されている。
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