NPO21世紀構想研究会は、平成18年11月5日に第1回「全国学校給食甲子園」の決勝大会を、女子栄養大学駒込キャンパス(東京都)で開催する。
地場の食材を献立に生かして、食育の中心的役割を担う学校給食をさらに充実させ、給食の役割をもっと国民に知ってもらうのがねらいで、文科省と農水省が後援する。
高校野球の甲子園大会にあやかった、「甲子園」を冠したさまざまな競技大会があるが、学校給食にも登場した。
大会に出場するのは、応募した47都道府県の1514小・中学校、給食センターから予選でブロックごとに選ばれた12校。
当日は栄養教諭・学校栄養職員、調理員が2名でチームを作り、会場の調理場に食材を持ち込んで調理する。
選考基準は、(1)給食として提供された献立、(2)所要栄養量が文科省学校給食実施基準に準じている、(3)地場産物の特色を生かした献立、(4)食育の生きた教材として活用できるモデル食、(5)子供が喜び、郷土愛をはぐくむ献立、であること。審査委員が調理過程のチェックと食味審査で優勝、準優勝各1校、入賞校を選ぶ。
出場チームは次の通り。
<北海道・東北>札幌市立山の手南小(北海道)/一関市花泉学給センター(岩手)
<関東>匝瑳(そうさ)市野栄(のさか)学給センター(千葉)/静岡市立清水有度(うど)第一小(静岡)
<甲信越・北陸>長谷(はせ)学給共同調理場(長野)/加賀市立錦城中(石川)
<中部・近畿>高浜市立南中(愛知)/鳥羽市学給長岡共同調理場(三重)
<中国・四国>江津市立桜江学給センター(島根)/高松市立国分寺中(香川)
<九州・沖縄>小城市学給センター(佐賀)/指宿市指宿学給センター(鹿児島)
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