みやぎ生協(芳賀唯史理事長)は、県内の生産者・企業によって生産された商品を1000アイテム以上取り扱っているが、そのなかから特に厳選した100品目に「う〜・めっちゃ!みやぎ」の愛称をつけ、26日から生協全店舗で販売を開始した。
これら商品は
▽宮城県内で生産された農産物・水産物・畜産物等の素材やそれらを県内で加工したもの
▽原料は他産地(県外・海外)でも、宮城県の食の文化を伝承する加工技術のある加工場生産されたもの(凍み豆腐など)。
から選定される。
商品の普及によるポイントについて同生協では、地場商品を扱うことで、厳しい環境下にある地場の農業や水産業、加工業の発展に寄与し、地域経済の活性化につながる。国や各自治体で推進している「食育」の重点施策である「地産地消」の取り組みに呼応することになる。ふるさと宮城の食文化を守ることに貢献できる。フードマイレージ(食料の重量×輸送距離)の環境に配慮した取り組みとなる、などをあげている。
「う〜・めっちゃ!みやぎ」の意味は、宮城県方言の「うめっちゃ(おいしい)」と「メッチャ(たくさんの意味)みやぎ」をかけたもので、「おいしいものを味わったときの感動」と「宮城県ならではの商品や文化をたくさん知ってほしい」という思いが込められているという。
なお、商品は季節ごとに入れ替えていく予定だという。
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