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しいたけ栽培の経営体の収支〜所得、前年を上回る(平成17年度)
−農水省 (11/17)


 農水省が11月17日公表した平成17年度のしいたけ栽培の経営体の経営収支(全国1戸当たり平均)は、粗収益から経営費を差し引いた所得が、生しいたけ(原木栽培、菌床栽培)、乾燥しいたけ(原木栽培)とも前年を上回った。
 生しいたけ(原木栽培)の粗収益は270万円。出荷数量の減少で前年度対比2.8%減少。経営費は239万円で、生産規模減少による原木費の減少等で、3.3%(同)減。所得は31万円で、1.0%(同)増えた。
 乾燥しいたけ(原木栽培)の粗収益は134万円で、価格の低下により、前年度対比3.5%減少。経営費は117万円で、機械修繕費等の減少で、4.9%(同)減。所得は17万円で、8.1%(同)増えた。
 生しいたけ(菌床栽培)の粗収益は882万円で、出荷数量の増加等により、前年度対比7.1%増加。経営費は670万円で、荷造運賃手数料の増加等により、8.0%(同)増加。所得は212万円で、4.4%(同)増えた。

(2006.11.22)



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