農業協同組合新聞 JACOM
   
農政.農協ニュース

4麦で18年比9割をカバー −品目横断秋期加入状況


 品目横断的経営安定対策の秋期加入申請は11月30日までの受付だったが、農水省が12月5日に公表した速報値では申請した経営体数は、認定農業者2万4646経営体、集落営農組織3054経営体のあわせて2万7700経営体となった。
 申請経営体の19年産4麦合計の作付け面積は24万3885ヘクタールとなり、18年産4麦作付け面積27万2100ヘクタールのうちほぼ9割をカバーした。
 秋期加入申請状況をみると、10月27日時点では加入申請面積は3万8000ヘクタールだったが10月27日時点では10万9000ヘクタールと7万ヘクタール増加した。農水省はこの時点で昨年面積比で7割程度のカバー率になると見込んでいたが、11月後半に申請数が増え最終的に9割近くとなった。 今回の加入申請は秋まき麦を作付ける農業者で「収入減少影響緩和対策」に加入する農業者が対象。秋まき麦を作付けても「生産条件不利補正対策」にだけ加入する農業者は来年4月1日からの申請となる。また、同時に米、大豆などを生産する農業者の品目横断対策も始まる。

(2006.12.8)



社団法人 農協協会
 
〒103-0013 東京都中央区日本橋人形町3-1-15 藤野ビル Tel. 03-3639-1121 Fax. 03-3639-1120 info@jacom.or.jp
Copyright ( C ) 2000-2004 Nokyokyokai All Rights Reserved. 当サイト上のすべてのコンテンツの無断転載を禁じます。