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2015年に向けた持続可能目標を表明 温暖化ガス削減製品で20億ドル超へ
−デュポン


デュポンの2015年を語る天羽社長
デュポンの2015年を語る
天羽社長
 デュポン(株)(天羽稔社長、本社:東京都千代田区)はこのほど、都内ホテルで記者会見を行い『2015年に向けての市場に関する目標』を表明した。省エネおよび地球温暖化ガス排出量削減製品の売上高を年間20億ドル超に拡大していく。
 席上、天羽社長は「デュポンは3世紀にまたがる世界的な企業(1802年創業)であり、この間3万4000件のパテントを取得し、時代に先駆け先端技術を生み出してきた」。そして「2015年は遠い将来ではなく、すでに現実だ。今がもっとも大切」と語っている。
 『2015年に向けての市場に関する目標』では、顧客重視の中で、直接的に環境上のメリットをもたらす研究開発プログラムへの投資を現行の2倍に持って行くとした。
トウモロコシからポリマー、そして繊維へ。説明する藤居特殊化学品事業部長
トウモロコシからポリマー、そして繊維へ。
説明する藤居特殊化学品事業部長
 また、エネルギー効率の向上および大幅な地球環境温暖化ガス排出量の削減を実現する製品提供により年間20億ドル以上(2500億円)の売上高を実現するとした。4000万トン以上のCO2削減を見込んでいる。
  加えて、非枯渇資源から得られる売上高を現状の2倍に当たる80億ドルに成長させることにしている。
 さらに、R&D(研究開発)費の増加を通して、いっそうの安全を提供するため1000以上の新製品およびサービスを導入していく。

(2006.12.12)



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