(社)産業環境管理協会、日本経済新聞社は、12月14日〜16日の3日間、東京国際展示場(東京ビッグサイト)において、「エコプロダクツ2006〜地球と私のためのエコスタイルフェア〜」を開催した。
この展示会は、企業・団体、NGO・NPO、行政・自治体、大学・研究機関、一般生活者などさまざまな立場の人が、エコプロダクツや環境問題に触れ、それぞれのスタイルでエコライフの実現を考える、日本最大級の環境総合展だ。
今回で第8回目の開催となった「エコプロダクツ2006」は、過去最大規模の572社・団体が1169小間に出展し、環境に配慮した暮らしや、商品コンセプトなどを、展示紹介した。期間中1万2000人の小中高校生の社会科見学も行われるなど、3日間で約15万人が来場し、盛況だった。
(株)東洋精米機製作所は、米のとぎ汁が、湖沼・河川・海の水質を汚染していることを憂慮し、とぎ汁公害を発生させないBG無洗米を開発、早くから環境問題の改善に、全社的に取り組んできた企業として知られているが、その社会的な貢献を評価され、平成10年に「エコライフびわ湖賞 最優秀賞」を受賞、平成15年には、BG無洗米による企業活動において、瀬戸内海環境保全功労者賞「環境大臣表彰」を受賞している。
今回の「エコプロダクツ2006」で同社は、販売会社のトーヨーライス(株)と共同で「均圧精米法」により、米の胚芽部の基底にある胚盤を残して無洗米化した、話題の「金芽米」を出展した。
会場では、来場者に「金芽米」を試食してもらい、担当者が開発のコンセプトなどを説明した。試食した人から「家で食べているご飯より美味しい」「栄養価が高いことが解った」「金芽米が無洗米だとは知らなかった」などの声が聞かれた。
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(左)トーヨーライスとの共同出展ブース・(右)注目の金芽米の試食も |
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