|
||||
農政.農協ニュース |
特養ホーム直接運営に向け年明けに要請行動 |
JA厚生連(会長:武田弘道)は、厚生連による特別養護老人ホーム(特養ホーム)の直接運営に向けた「全国総決起集会(仮称)」および、国会議員に対する要請活動を次期通常国会をにらみ年明けに実施する。 ◆民間の参入期待薄、厚生連に要請高まる わが国の65歳以上の高齢者人口は上昇を続け、2050年には総人口の35.7%に達すると見込まれているが、農山村地域は全国平均よりも早いペースで高齢化が進んでおり、特養ホームの設置の必要性が増している。ただ、特養ホームについては都市部と比べ人材や資金の確保が難しいことから、民間参入の可能性が低く、この地域で医療活動を展開している厚生連に、特養ホーム運営の要請が高まっている。 ◆議員立法で「老人福祉法の一部改正」を こうしたJAグループの要請に対して国会議員で構成される「農民の健康を創る会」(会長:中川昭一自民党整調会長、会員97名)は今年1月、同会に『特別養護老人ホーム問題プロジェクトチーム』(座長:赤城徳彦衆議院議員)を設置し、13回にわたる検討を重ねた。11月22日、「厚生連が直接特養ホームを運営できるよう、法整備を早急に行う」とした結論をまとめ、11月30日に開かれた総会で了承された。次期通常国会で上記の内容を盛り込んだ「老人福祉法の一部改正」を議員立法によって取組むことが確認された。JAグループの運動も、これをにらんで展開するものだ。 |
(2006.12.20) |
特集企画 | 検証・時の話題 | 論説 | ニュース | アグリビジネス情報 | 新製品情報 | man・人・woman |
催しもの 人事速報 | 訃報 | シリーズ | コメ関連情報 | 農薬関連情報 | この人と語る21世紀のアグリビジネス | コラム | 田園交響楽 | 書評 |
||
社団法人 農協協会 | ||
|