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牛肉(生鮮)の原産地表示、99.8%が適正
−農水省の特別調査結果 (12/20)


 農水省は12月20日、牛肉(生鮮)と牛肉加工品の原産地等の表示について、農政事務所などが今年8月から全国の小売店などで実施した特別調査の11月末までの結果を公表した。
 牛肉(生鮮)の8月から11月までの表示状況は、小売店舗で14万7183商品を調査した結果、99.8%が適正だった。
 今年10月に原料原産地表示が義務化された牛肉加工品(調査対象品目はタレ漬け牛肉、ゆでた牛もつ、牛のたたき、牛肉フライ、牛豚合挽肉、野菜入り焼き肉セット)は義務化後の11月調査では合計5947商品を調査した結果、表示率が97.3%だった。義務化前の8月の調査では調査数5436のうち表示率が91.9%だったので、表示率は上がった。
 また、任意表示となっている牛肉加工品(調査対象品目はハンバーグ、ローストビーフ、メンチカツ、コロッケ、肉団子)は11月調査では合計1万5741商品を調査した結果、表示率が19.7%だった。8月の調査では調査数1万2162のうち表示率が15.4%だったので、表示率はわずかながら上がった。
 ローストビーフは表示率が高く、11月調査では76.3%(8月調査では62.4%)だった。

(2006.12.26)



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