9月12日に実施されたコメ価格センターの第3回入札で、上場された4産地品種銘柄とも落札が出て、19年産米としては初めて成約となった。1、2回めはともに落札がなかった。
2回連続して落札がなく注目された千葉コシヒカリは落札下限価格を引き下げ、値幅制限は適用されなかった。落札加重平均価格は1等60kg当たり1万4721円。前年産の同月の落札はなかったため、前年産との対比はできない。上場数量360tに対する申込数量倍率は4.4倍、落札率は83.3%だった。
茨城コシヒカリは、上場数量480tに対する申込数量倍率は5.6倍、落札率は100%で、落札加重平均価格は1等60kg当たり1万4430円。前年産の同月に対し▲1484円(90.7%)だった。三重コシヒカリ(一般)は、上場数量259tに対する申込数量倍率は1.1倍、落札率は100%で、落札加重平均価格は1等60kg当たり1万4462円。前年産の同月に対し▲1347円(91.5%)だった。三重コシヒカリ(伊賀)は、上場数量130tに対する申込数量倍率は2.0倍、落札率は100%で、落札加重平均価格は1等60kg当たり1万4882円。前年産の同月に対し▲1347円(91.7%)だった。
合計では、落札加重平均価格は1万4546円。上場数量は1229t、申込数量倍率は3.9倍、落札率は95.1%だった。
受渡地は千葉、茨城産が東京、三重産は大阪。受渡時期は19年12月末日まで。
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