農業協同組合新聞 JACOM
   
農政.農協ニュース

作況指数「99」で変わらず


 10月15日現在の19年産米の作況指数は「99」で前回公表と変化がなかった。秋田県や岩手県北部での大雨被害などが心配されたが大きな影響はなく、前回の98.9から98.7へと0.2ポイントの低下にとどまったため作況指数は変わらなかった。
 前回公表にくらべて8都県で作況指数は上昇し13道県では下がった。全国では10aあたり522kgの収量が見込まれる。また、作付け面積(子実用)は166万9000haで前年産にくらべて1万5000ha(前年比1%)減少した。青刈り面積は9000haで前年より1000haの増。ホールクロップサイレージ(WCS)の作付け増加とみられるという。
 全国の予想収穫量は870万5000トンと見込まれる。このうち加工用17万トンを除いた853万5000トンが主食用となり、需要量833万トンに対して約21万トンの過剰となる。

(2007.11.1)

 

社団法人 農協協会
 
〒103-0013 東京都中央区日本橋人形町3-1-15 藤野ビル Tel. 03-3639-1121 Fax. 03-3639-1120 info@jacom.or.jp
Copyright ( C ) 2000-2004 Nokyokyokai All Rights Reserved. 当サイト上のすべてのコンテンツの無断転載を禁じます。