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農薬危害防止運動を実施 農薬適正使用の徹底を −農水省 (6/1)


農薬危害防止運動のポスター
基本が大切」
農薬危害防止運動のポスター

 6月1日、『農薬危害防止運動』が始まった。今年で55回目。
 農薬を正しく使うために、農薬取締法などの関係法令、農薬の効果、安全かつ適正な使用方法および保管管理、周辺環境などへの配慮などについて周知徹底をはかり、農薬散布中の事故防止や農作物の安全性の確保、生活環境の保全をはかっていく。
 実施主体は厚労省、農水省、都道府県、保健所設置市および特別区。6月1日から1か月間の実施期間となっているが、可能な限り長期に取組みたい。
 本年度の主な実施内容は、農薬および農薬使用に対する正しい知識の普及啓発、農薬の適正使用などについての指導、農薬使用者の健康管理に関する指導、農薬の適正販売についての指導、環境への危害防止対策、となっている。
 昨年の5月末、食品衛生法に基づく残留基準が設定されていない農薬などが一定量以上含まれる食品の販売などを原則禁止する制度(ポジティブリスト制度)が施行され、農薬の飛散低減など、周辺環境への影響防止対策として、これまで以上に適切な農薬の選択やきめ細かな散布を心がけたい。

(2007.6.1)

 

 

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