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農政.農協ニュース |
第6回IPM検討会を開催 工程表策定など3課題検討 |
IPMの普及・定着に向けた今後の対応方針として、主要作物のIPM実践指標モデルの策定、IPM定着工程表の策定に向けた取組み、IPM意見交換会の開催など3課題を取りあげ、今後の方向性を検討した。 席上、消費・安全局の小林裕幸審議官は、赤城徳彦新農水大臣所信表明の「地球環境問題への貢献、農林水産業の現場全てにおいて基本に立ち返る、技術を最大限活かしたブランド化」にふれ、「これらは、本日行われる会議のIPMに共通した重要なテーマ」だと挨拶。 主要作物のIPM実践指標モデルで、既に公表されているのは水稲、キャベツ、カンキツの3作物。今回明らかにされた主要作物の追加策定で優先する作物はリンゴ、ナシ、大豆、茶、キク(露地)、施設トマト、同イチゴ、サトウキビの8作物。 主要作物のIPM実践指標モデルについては、今後、IPM要素技術の収集を行いIPM基礎技術モデル(仮称)につなげる。これを受け、農政局などは都府県と協力のもとに、IPM基礎技術モデルをベースに地域版のIPM実践指標モデルの作成に向けた検討を行っていく。 例えば、大豆のIPM基礎技術モデルを参考に、農政局などの地域特性を活かし、IPM実践指標モデル(東北地方北部版)や同(九州秋大豆版)の作成を検討。さらに、地域版をクロスさせた検証も行う。 取組みは19年度から2年間かけて行われるが、今後1年間で要素技術集およびIPM基礎技術モデルをとりまとめ、地域版に結びつけたい考えだ。
国の画一的な決定で進めるのではなく、都道府県、地域および農業者の自主性を考慮し、関係者の声を聞きながら進めていくが、その理解促進のためにIPM意見交換会(平成20年2月までに3回)を開催し、その内容を「工程表」に反映させていく。 |
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(2007.6.13) |
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