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農政.農協ニュース |
懸念される「いもち病」の発生 |
低温、日照不足および大雨や台風の影響により病害が発生しやすい状態が続いていることから、東北から九州にかけての広い地域でいもち病の発生が懸念されているほか、白葉枯病、斑点米カメムシ類の発生も心配されている。発生初期の防除が基本に。 いもち病について、7月24日までに岩手、鳥取、岐阜、長野の4県から「注意報」が発表されており、今後の発生は北九州の一部地域で「多い」、北海道、東北、関東および甲信の一部地域で「やや多い」と予想されている。6月中旬〜7月上旬の天候がいもち病の感染に好適な条件となった。 紋枯病の発生は東北、北陸、東海および近畿の一部地域で「やや多い〜多い」と見られている。また、白葉枯病の発生は平年並み以下と予想されているが、台風、大雨などにより水稲が浸冠水した場合には、激発することがある。早期の病斑発見を。 斑点米カメムシ類は、7月24日までに5県から「注意報」が発表されており、今後の発生は北陸、四国および南九州の一部で「多い」、北東北、南関東、東海、中国および北九州の一部地域で「やや多い」と予想されている。斑点米の低減に向け、発生予察情報をもとにした畦畔管理の実行が大切。 8月に入ると、特に飛来害虫にも要注意を。発生の「やや多い〜多い」を見ると、セジロウンカが四国、南関東、東海、近畿および九州の一部地域、トビイロウンカが近畿および九州の一部地域、さらにコブノメイガが北九州、四国の一部地域となっている。 なお、フタオビコヤガの発生が北東北および北陸の一部地域で「多い」と予想されている。 |
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(2007.8.6) |
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