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平成18年産国内そばの収穫量(主産県)、3万3000トン −農水省


 農水省統計部のそばの収穫量調査によると、平成18年産そばの全国の作付面積は4万4800haで、このうち主産県は4万2800ha、収穫量は3万3000tだった。作付面積が500ha以上の都道府県を対象に収穫量を集計しているため、全国値は推計されていない。
 作付面積は全国、主産県とも前年比100%の横ばいだが、生育期間を通しておおむね天候に恵まれたため、10a当たりの収量が77kgと前年産を4kg(同5%)上回って、主産県の収穫量は前年産に比べ1800t(同6%)増えた。
 作付面積は、北海道で大豆への転換等により減ったものの、北陸、関東・東山などでは天候不順で大豆のは種ができず、そばへの転換があって、全体では前年並みとなった。
 そばの10a当たり収量は産地間で差が大きく、作付面積と収穫量は比例しない。収穫量の上位3県は北海道が1万4200t(主産県の43%)、茨城2880t(同9%)、長野2320t(同7%)の順。
 横浜税関、(社)日本蕎麦協会によると、そばの実の輸入量は平成9年の10万5000t弱が最高で、以後は9万〜10万t台前半で推移しており、自給率は約20%。主要な輸入先は中国が8割を超えており、アメリカ、カナダが数%ずつとなっている。

(2007.1.10)

 

 

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