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平成17年農業生産指数、2年連続上昇 −農水省


 農水省統計部が調べた平成17年農業生産指数(農業総合)は、95.3だった。平成12年を基準時として生産量を比較したもの。工芸農作物、畜産物等の収穫量が減ったものの、米、果実などの収穫量が増えたため、生産指数は前年に比べて1.4%上昇した。平成16年は前年に比べ1.7%上昇したので、2年連続の上昇となる。
 米は95.7で、一部地域で台風などの影響があったが、生育がおおむね順調で収穫量が増えたため、前年に比べて3.8%上昇した。
 野菜は91.5で、ばれいしょ、メロンなどの収穫量は減ったが、レタス、キャベツなどの収穫量が増えたため、前年に比べて0.4%上昇した。
 果実は97.3で、みかん、りんご、日本なしなどの収穫量が台風などの影響により作柄の悪かった前年に比べて増え、前年に比べて7.9%上昇した。
 花きは90.9で、作付面積が減って切り花類、鉢物類などの出荷量が減り、前年に比べて3.0%低下した。
 工芸農作物は95.4で、さとうきびの収穫量は増えたが、高温などの影響でてんさいが、作付面積の減少で葉たばこの収穫量が減り、前年に比べて6.2%低下した。
 畜産総合は97.2で、ブロイラーなどが上昇したが、廃業による飼養戸数の減少で豚が減り、前年に比べて0.7%低下した。

(2007.1.17)

 

 

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