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今年度計画生産実績見込に比べ98.9% −中央酪農会議 (2/1)


 (社)中央酪農会議は2月1日、19年度の生乳計画生産量と配分を決めた。
 指定団体が一般市場に販売できる販売基準数量(基本枠)は、Jミルク需要予測数量(脱脂粉乳ベース)から脱脂粉乳の在庫を5000トン削減し、バター在庫を積み増さないとして、708万2000トンとした。地域別では北海道313万トン、都府県395万トン。
 需要を上回る分を輸入乳製品で置き換えることができる特別対策A数量は、24万2000トン。これに、バターベース需要量を上回る特別対策B数量を今年度と同程度の水準と見込み、全体では約30万トンとしている。基本枠と特別枠を合わせた19年度の供給目標は約738万トン。今年度の計画生産実績見込745.7万トンに比べ、98.9%と2年連続の減産は避けられない情勢だ。
 ただし、A数量とB数量の最終配分(特別枠)はこれからで、最終的な供給目標数値は若干変動する可能性がある。

(2007.2.5)

 

 

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