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農政.農協ニュース |
17年度全JAの経済事業部門純損益、1925億円 (2/2) |
2月2日に開かれたJA全中の経済事業改革本部委員会で17年度の経済事業部門損益実績が報告された。対象は全JA。 農業関連事業の事業総利益は4336億円。販売品販売高と生産資材供給高の減少が主な要因となり前期比74億円の減益となった。一方、事業管理費は4763億円で事業利益は△427億円となった。ただ、事業管理費は前期より119億円削減されたことから赤字幅は前期比で46億円の改善となった。 農業関連事業は共通管理費配賦前の収支均衡を目標としているが、その共管配賦前事業利益合計は505億円。前期比9億円の増加となった。共管配賦前利益が赤字のJAは329JAで前期比で20JA減、全JAに占める割合は37.8%となった。 純損益(営農指導費配賦後利益)での収支均衡を目標としている生活その他関連事業は合計で△538億円で前期より95億円赤字が増加した。赤字JAは608JA、69.9%のJAにのぼる。事業総利益は2899億円で前期比273億円の減益。生活品購買の供給減のほか、燃料・店舗事業の連合会委託、会社化が進んだことも要因とされている。事業管理費は前期より268億円圧縮されたが、事業利益段階では赤字幅が5億円増加し△377億円となった。 部門合計の純損益(税引前利益)は1925億円で14年度にくらべて48億円改善した。このうち農業関連、生活その他関連事業で304億円の収支改善が図られ、この部門の改善の貢献度は高いとされている。 部門合計で赤字となったのは107JAで全体の12.5%となった。 |
(2007.2.6) |
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