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07年度実質GDP1.8%成長を予測 −農林中金総研 (2/19)


 農林中金総研は2月19日、07年度改訂経済見通しを公表した。
 同研究所は07年度も景気拡大局面が続くと予測。07年前半の国内景気は景気回復の牽引役だった企業の設備投資の鈍化で減速するとしているが、他方、米国・ユーロ圏の先行き不透明感が薄れることにより世界経済は底堅い成長を持続する見通しで景況感の後退にはつながらないとした。また、年度下期からは米国経済の成長が緩やかに再加速すると見られ、それに伴って日本経済も同様の動きになると予想した。
 こうしたことから、実質経済成長率は06年度プラス2.1%、07年度プラス1.8%と予測。いずれも昨年12月予測より上方修正した。また、名目経済成長率は06年度プラス1.3%、07年度プラス0.1%と予測した。06年度は12月予測より上方修正、07年度は下方修正した。 GDPデフレーターも06年度はマイナス0.6%だが、07年度後半にはプラスに転じ0.1%と見込んだ。GDP統計上でもデフレは07年度には終結すると予測している。

(2007.2.26)

 

 

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