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今村会長を再選 「指定工場制度実施要綱」の実践と定着化推進など活動方針を決定 −ＪＡＲＩＣ（ＪＡ共済自動車指定工場協力会）通常総会　（２/22）

ＪＡ自動車共済事業の一環として、ＪＡ組織と自動車修理工場が相互に発展することを目的に全国的に組織されている「ＪＡ共済自動車指定工場協力会」（ＪＡＲＩＣ：ジェイエイリック）の18年度通常総会が、２月22日にＪＡ共済幕張研修センター（千葉市美浜区）で開催された。 　今村桂次郎会長は、17年の自動車整備業の売上高は５兆9561億円と前年に比べ微増しているが、かつての６兆円には届いていない。またかつては主力であった車検整備の割合が減り、故障整備が主力になっている。さらに石油元売など新規参入もあり「マーケット争奪戦の様相を呈している。これに勝ち残るためには、経営改革は不可欠だ」と開会挨拶のなかで述べた。 　来賓として挨拶した加藤清志ＪＡ共済連常務は、１月の速報値で、ＪＡ自動車共済の契約件数は６７０万件、自賠責契約台数は６８６万台に達していることを報告。「これからもＪＡＲＩＣ会員とＪＡ共済が、共存共栄していくよう努力していきいたい」などと述べた。 　その後、19年度は昨年制定した「指定工場制度実施要綱に沿い、要綱の実践ならびに定着化に向けた諸施策を推進する」などの「活動方針」を満場一致で決定。 　また常勤理事12名、会計監査２名を選任。総会後の常勤理事会で、会長に今村桂次郎氏（宮崎、再）、副会長に須賀靖朗（岩手、再）・雨宮正寛（山梨、新）・本島直幸（佐賀、新）の３氏を互選した。

（２００７.２.２７）

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