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団体信用生命共済「三大疾病保障特約」を新設
債務者のローン残高全額を支払い −JA共済連


 JA共済連(上原寿宰理事長)では、3月1日から団体信用生命共済「三大疾病保障特約」を新設する。
 団体信用生命共済は、JA等を契約者、JAバンク住宅ローン等を借り入れた人(債務者)を被共済者とし、被共済者が死亡や寝たきりなどの第1級後遺障害状態になった場合に、ローンの残高全額をJA等の契約者に支払うことによって、債権の保全を確実にするとともに、被共済者の債務(ローン残高全額)を弁済することで、被共済者や残された家族の家計の安定をはかる仕組み。
 新設された「三大疾病保障特約」は、現行の死亡・第1級後遺障害状態を保障する主契約に加えて、被共済者が悪性新生物(がん)・急性心筋梗塞・脳卒中の三大疾病に罹患し、所定の状態に該当した場合、ローン残高全額を共済金として支払うもの。
 2月7〜8日に開催された「JAバンク住宅ローン推進担当者大会」においても、JAバンクローン推進にあたって「金利以外の部分での競争力を確保」するために、この特約を活用していくことが確認されている。

(2007.2.27)

 

 

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